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土屋ホームスキー部【TEAM TSUCHIYA】

2012年02月26日

第83回宮様スキー大会国際競技会 ラージヒルジャンプ

本日2月26日(日)札幌の大倉山で開催された「第83回宮様スキー大会国際競技会 ラージヒルジャンプ」には土屋ホームから葛西監督、吉岡選手、高橋選手がエントリー。試合開始前の情報で天候の悪化が予想され、主催者の判断で試技を中止してファーストラウンドを予定の10時から45分前倒しして9時15分にスタートすることに。そして時間とともに強さを増す風との闘いが始まった。

 
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悪条件に強い吉岡選手。リラックスした表情で1本目へ向かう
 
倉山へ到着した時点では天気予報に反して空は快晴。応援旗を準備していると場内放送が1本目の開始時間を繰り上げて開催することを伝えた。その時にはにわかに信じがたかったが、撮影のためにジャンプ台に上がると、そのシビアなコンディションを肌で感じることが出来た。
 
がチーム土屋最初のフライトは高橋大斗選手。昨日の複合で2位とはいえ、ジャンプは復調して来ている。ラージヒル出場はしばらく間が空いているので、タイミングが合うか心配しながら見守る。が、過去にはジャンプ勢を押さえて優勝したこともある大倉山での大斗。ここは期待したいところである。
 
 
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1本目の高橋選手の飛躍
 
の大斗の1本目のフライトが上の写真。80.5mで31位タイ。タイミングが合わなかったのか?アプローチが悪かったのか?飛び出した瞬間に原因を自覚して思わず舌を出してしまった、というところか。
 
れに続くは、悪条件に強い吉岡選手。渦巻く風に上手く対処出来るか?
 
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厳しい条件のなか、少しでも安全かつ有利なタイミングを探るヤンネコーチ
 
 
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1本目122.5mのK点越えを決め2位につけた吉岡選手
 
切直後バランスを崩したが、すぐに修正し、ぐんぐん距離を伸ばしてK点越え。やっぱり悪条件に強い。フライト中の表情もリラックスしていて安心感がある。1本目トップのガイガー・カール選手(ドイツ)とのポイント差は1.8ポイント。充分狙える位置につけた。
 
は我らが葛西監督、と言いたいところだが試合が進むにつれ風の状況が悪化して行き、ビブナンバー61番湯本選手がバランスを崩し転倒。
 
 
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大きくバランスを崩し、着地後転倒してしまった61番湯本選手
 
 
これを見たヤンネコーチはリスクが大きいと判断し、大事を取って葛西監督の棄権を決めた。
 
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リフトで降りる葛西監督。後ろ姿がちょっと残念そうですが、何より安全第一。
 
 
合も2本目になるとさらに天候は悪化し(最近の気象情報は悪い時には良く当たる気がする)、風に加えて雪も降り始めた。逆転優勝を狙う吉岡選手がスタートする頃には写真のような状況に。
 
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吉岡選手2本目のスタート
 
んー、カメラの望遠レンズを通してもよく見えない状況。少し心配になるが、こういう時こそ本領を発揮するのが和也。きっとやってくれるだろう。
 
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2本目117mを飛んだ吉岡選手のランディング。テレマークもバッチリ!
 
本目、安定した飛躍でK点近くまで飛んできた和也、電光掲示板はトータル222.6ポイントで和也がトップ。残るは1本目トップのガイガー・カール選手。逆転の瞬間を撮るべく、和也の傍でカール選手の飛躍を見守る。
 
そしてカール選手のランディング。場内コールは111.5m。
った!! 逆転を確信した和也は祝福のハイタッチを受ける
 
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逆転優勝の瞬間、祝福のハイタッチ。
 
 
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シーズンラストの公式戦を優勝で飾った吉岡選手は、チーム土屋スキー部長の川本副会長とガッチリ握手。来シーズンは更なる活躍が期待出来そうである。
 
 
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試合後インタビューに応える吉岡選手
 
 
寒い中応援下さった皆様はじめ、あたたかいご声援をいただいた皆様、本当にありがとうございました。これからもチーム土屋をよろしくお願いします。
 

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