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土屋ホームスキー部【TEAM TSUCHIYA】

2012年06月18日

葛西監督が北野中学校で講演しました

6月18日(月)葛西監督は札幌市豊平区にある「北野中学校」にて開催されました道徳講演会にお招きいただきました。タイトルは「葛西紀明~神風ジャンパーの挑戦~」。これまで出場したオリンピックの思い出や永く挑戦し続けるその志について熱く語りました。

 

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葛西監督の講演「神風ジャンパーの挑戦」

 

 

 

 演はジャンプを始めたころ、危ないからとご両親に猛反対されたことや、用具がとても高いスポーツなので、子供のころ、それらを買うことが出来ず、先輩のお下がりで練習していたことなどからはじまりました。

 

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講演中の葛西監督

 

 

 

 

 

の後、中3の時にテストジャンプで飛んだ記録がその大会の優勝者に勝ってしまって注目を集めたこと、札幌の高校に進み、高校2年の時には海外で活躍するようになったことなどを紹介。また、高校3年の時には人生初のスランプに陥って苦しくて苦しくてどうしようもない時に、下川の
お母さんから手紙をもらい、「紀明にとって今が一番つらい時と思います.....支えて下さる皆さんのことを想ってどん底から這い上がってください」といった内容に励まされ、スランプを克服。

 

 

た、6度のオリンピック出場の思い出を話す中、リレハンメルで金メダルを逃した(有名な原田さんのあの話です)ことや、長野の直前に捻挫をして団体で飛べなかったことが一番悔しかったこと、それでも頑張ってジャンプを続けてきて、バンクーバーでは、過去の五輪のジャンプの中で最も納得のいくジャンプが2本飛べたことなどを話しました。

 

講演の締めくくりには、スポーツ界ではアラフォーが頑張っているので、親交のある稲葉選手やバスケの折茂選手に負けないよう葛西監督もまだまだ頑張っていくと決意を新たにしていました。

 

 講演後、生徒さんとの質疑応答があったのでご紹介します

 

 

Q.挫折した時はどうやって立ち直ったら良いですか?
A.一人では立ち直れないので、友達やご両親などの力を借りて立ち直ることが大切だと思います。

 

 

Q.ジャンプをやっていて楽しい時は?
A.やはり試合の時です。大倉山で140m以上飛んだ時や、海外のもっと大きな台で飛んだ時は楽しいし、嬉しいです。

 

Q.試合や練習で挫折や心が折れたことはありますか?
A.ノルウェーの台で転倒して鎖骨を骨折し、手術でピンを入れて飛べるようになったけど、1カ月後に同じ鎖骨をまた骨折してしまった時。その後恐怖心が消えず、克服するのに10年かかりました。

 

Q.いつ頃からスキージャンパーを目指したのですか?
A.やはり、中3の時にテストジャンプで大人に勝った時からです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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講演後生徒会長さんから謝辞を受ける葛西監督

 

 

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そして花束贈呈

 

 

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校内には講演に向け、こんな立派なディスプレイを用意していただきました

 

 回の講演は事前の校内での掲示や、ビデオを作成して校内放送をしていただいたり、大変暖かく迎えていただきました。

 

このような準備にご尽力された北野中学校の生徒の皆さん、先生、PTAの方々には心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからも土屋ホームスキー部をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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