7月15日、いよいよサマージャンプのシーズンが、ここ「朝日三望台シャンツェ」で開幕! 朝から好天に恵まれ、絶好のジャンプ日和となったこの日、チーム土屋からは吉岡選手と高橋選手がエントリー。
朝日三望台シャンツェはミディアムヒルとスモールヒルがきれいに並んだジャンプ台。
この日は向かって右側、ミディアムヒル(ヒルサイズ:68m、K点:60m)で大会が開催された。
我がチーム土屋の先鋒はビブナンバー138番でエントリーの高橋大斗。昨シーズンは怪我に苦しめられた彼だが、今シーズンは怪我も無く順調にトレーニングをこなしてきた。それを裏付けるかのように、大斗の表情に精悍さが増したのを感じた。
1本目に臨む大斗。その表情は精悍だ!
精悍さでは引けを取らないヤンネコーチもコーチタワーへと向かう。下の写真では精悍というより、ちょっと恐い感じもするかもしれないが(スキンヘッドに大柄だと誤解されそう)、実際はとっても紳士で礼儀正しいフィンランド人。チーム土屋をコーチするため昨年から札幌在住。
1本目、コーチタワーに向かうヤンネコーチ
さあ、大斗の1本目のフライトだ。飛距離は59.5mとK点に0.5m届かず、110.8ポイントで15位。
大斗の1本目は59.5m
続いて登場の吉岡選手は昨冬シーズン国内4勝を上げており、このサマーシーズンも期待が高まるところ。今年はどんな闘いぶりを見せてくれるのか楽しみである。そしてその和也の1本目フライトがスタート! その飛距離は大斗と同じ59.5m、しかしながら飛型点が伸びず109.8ポイントで18位。
和也の1本目も59.5m
この日のコンディションは晴天で風もあり、観客には最高のジャンプ日和であったが、選手に取っては悩ましい条件となっていた。それは...
この日は風向きがめまぐるしく変わった
写真のリボンを見ればわかる通り、観客にとって涼しい風も、選手には危険な横風が時折強く吹いた。その風によって、飛型や飛距離に及ぼす影響は少なくない。
15位と18位で試合を折り返したチーム土屋。後半戦はどこまで挽回出来るか!? なんとか1桁順位を狙いたい。
2本目、先に飛んだのは吉岡和也選手。きっちりK点の60.0m、トータル222.3ポイント。1本目より2本目で良い結果を出すことはとても重要であり、かつ困難。このジャンプで前半18位から11位まで順位を上げた和也、流石と言いたい。
2本目、和也のK点ジャンプ
前半15位の大斗は2本目58.0m、トータル217.0ポイント16位で試合を終えた。
2本目の大斗は58.0m
7/27、この地で全日本サマーコンバインドが開催される。大斗にとっては本来のコンバインド開幕である。是非そこでの活躍を期待しよう。
また、その2日後の7/29には名寄でサンピラー国体記念ジャンプ大会が開催。
サマーシーズン開幕で、俄然燃えているチーム土屋です。これからも応援よろしくおねがいします。
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