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土屋ホームスキー部【TEAM TSUCHIYA】

2013年01月19日

FISスキージャンプワールドカップ第17戦 札幌大会

1月19日、大倉山では「FISスキージャンプワールドカップ第17戦 札幌大会」が開催され、葛西監督が出場。チーム土屋応援団も登場し、熱いエールを送った。

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今年も太鼓が登場!

朝から吹雪模様の札幌は前日も悪天候で予選がキャンセルされた。しかし、国旗掲揚が始まった15時頃には雪も上がり、まずますのコンディションに。果たして勝利の女神は日本チームに微笑んでくれるのか?

15:30 試技が開始され、ビブナンバー37の葛西監督は121.0m、9位とひと桁順位でトライアルを終えた。ワールドカップはゲートポイントとウィンドポイントがあるので、単純に距離と飛型だけでは測れないところもあるが、本戦ではどんなジャンプを見せてくれるのか会場中の期待が伝わってくる。

16:30 いよいよファーストラウンドが開始。前半のコンディションはまあまあの向かい風が吹き、-10ポイント強のウィンドポイントが続いた。そして葛西監督の登場!「カサイ!カサイ!・・・」と歓声が上がる…


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ファーストラウンドの葛西監督

場内に「葛西スタート」のコール…そして空中に飛び出した監督の姿がカメラのファインダーに入ってきた。距離はグングン伸び、はっきりとK点を越えて着地。127.5mのコール…ウィンドポイントは-12.2ポイント。このコンディションでは最高のジャンプに思えた。これはいけそうだと応援団の皆も思ったに違いない。

 


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ファーストラウンドを終えた葛西監督、そしていつもの笹で描かれたSAPPOROの文字

しかしながら、その後の大倉山は向かい風がどんどん強くなっていった。130mを大きく超えるジャンプが連発。ウィンドポイントもいつしか-10ポイント後半から-25ポイントへ…
ポイントのマイナスも大きいが、ビッグジャンプがもたらしてくれるものは選手にも観客にもずっと大きい。ファーストラウンドを終えた時点での葛西監督の順位は11位。後半はこの風が監督にも吹いてくれるといいのだが…

そうして迎えたファイナルラウンド。葛西監督のスタートに大歓声が上がる…果たして距離は?ポイントは?


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ファイナルラウンドのランディング。K点は越えたが…

この日3本すべてK点越えのジャンプをそろえた葛西監督。果たして結果は?
電光掲示板に表示された距離は123.5m、ウィンドポイントは-10.5ポイントトータル225.1ポイント。前半より向かい風が弱いということだ。その後も大倉山の風は変化し続けた。監督の最終順位は残念ながら11位のままだった。

ジャンプを終え戻ってきた葛西監督はクールだった。が、応援している私たちとしては、世界のトップクラスのジャンパーが集まるこの大会で、K点越えをトライアルからそろえるアラフォーアスリートに敬意を払わずにはいられない。

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寒い中応援されたみなさんお疲れ様でした。明日もここ大倉山でワールドカップが開催されます。
日本チームの活躍をぜひご一緒に応援しましょう。

 

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