10月20日(日)長野県白馬村にて2013サマーノルディックフェスティバル「サマージャンプ in 白馬記録会」が開催され、土屋ホームからは4名全員がエントリー。前夜から降り続く雨の中、葛西監督と伊藤有希選手は準優勝でサマーシーズンを締めくくった。
冷たい雨が降る白馬ジャンプ競技場。試技がキャンセルされ、9時からファーストラウンドが開始された。
ほぼ無風とも言えるコンディションのなか、大会は女子組からスタート。エントリーは6名と少々さびしいが、この試合が重要であることには変わりはない。
1本目、伊藤選手はやや距離が伸びず、95.5m 65.4ポイントで2位。トップの岩淵選手との差は5.4ポイント。逆転を期して2本目に臨んだが、僅か0.4ポイント及ばす2位で試合を終えた。
男子組では、吉岡選手が1本目99.0m、2本目91.5mのトータル130.4ポイントで21位。
今サマーシーズンからジャンプに転向した高橋選手は1本目99.0m、2本目108m、トータル158.6ポイントで16位という結果だった。複合時代、表彰台が当然だった大斗から考えるとちょっと物足りない気もするが、ジャンプ勢フルメンバーとも言えるこの大会でこのポジションというのは、これからのウィンターシーズンに、どこまで上がってくるのか楽しみでもある。
雨、そしてほぼ無風のコンディションの中、本来のジャンプを探る吉岡選手
FISポイントも獲得し、ウィンターシーズンに向け臨戦態勢が整った高橋選手
2位表彰台を獲得した葛西監督は、今夏好調をキープしている。悪コンディションをものともせず、1本目117.5m110.0ポイント、2本目はK点越えの126.5mを飛び、トータル237.7ポイントの飛躍で、観客や後輩たちにその存在感を改めて示した大会となった。
悪天候の中、応援に駆けつけて下さった皆さん、ありがとうございました。
ウィンターシーズンに向け、チームも一丸となって臨んで参ります。これからも土屋ホームスキー部をよろしくお願いします。
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