スキージャーナリストの岩瀬氏から世界選手権の現地レポートです。
FALUN TT STORY 2015
写真・文/岩瀬孝文
『伊藤有希、金メダルまで、あと少し!』
前日の公式トレーニングから伊藤有希は、落ち着いた眼差しで空中に飛び出ていた。これは葛西監督からの絶妙なアドバイスによって、これまでの緊張が解きほぐされ、リラックスしたサッツが生み出されていたからだ。そしてテレマークもしっかりと決めた。
リーダーズボードの前で待っていたときに、葛西監督を発見。飛び上がるように喜びの表情を見せた。(506)
銀メダルが確定した瞬間に、葛西監督へ走りよって抱きついた。そして涙があふれる伊藤。「なんで、泣くんだよ」と言いつつも、いつしか葛西監督の目にも涙があふれ始めた…。
フラワーセレモニーでは、ほんの少しとまどいながらも2位のポジションに立った伊藤。
金メダルはここ一番のシーンでは絶対的な強さを発揮するフォクト(ドイツ)。直前のW杯で勝利を重ね優勝候補だったイラシュコ(オーストリア)は、勝ったも同然の気持ちになったとたん、歯車が狂い3位に終わって茫然自失。
日本女子は強い、と世界に示すことができた銀メダルだった。左から高梨沙羅、勢藤優花、伊藤有希、岩渕香里。もし女子団体戦があればこのまま表彰台であろうか。
「あと1.8ポイントで勝つことができたんです。その悔しさでいっぱいです。次は必ず金メダルを取ります!」表彰台のうれしさから、すぐに世界への目標を口にした。なんと心強いことか。
「これまで社会人になって2年間、お世話になってきた土屋ホームです。なかなか表彰台にも立つことができなくて、悔しさとふがいなさもあって。その応援して下さる社員の皆さんにようやく、応えることができました」と、ていねいに話しながら、最後は胸を張って会場を後にした。この先の混合団体も実に楽しみになってきた。
おめでとうございます。よく頑張りました。
頑張っててっぺんまで直ぐそこです。
パワーを貰いました 祝
1社員より
有希選手、おめでとうございます!!
葛西監督も、まるで自分の事のように
嬉しいのが写真を通して伝わって来ます!
今度は是非目標の金メダルまで
あと少しですね、応援しています(^^)
有希選手、おめでとうございます!!!
本当に、本当に嬉しいです(ノД`)・゜・。
その晴れやかな表彰台の笑顔、ずっと見たかった~
ほんと嬉しく幸せになれる朝のニュースでした(*´▽`*)
葛西監督の泣いちゃった気持ち分かります。
素敵な写真ですね~( *´艸`)