晴天に恵まれた今日の札幌。強い日差しの中スタートした「第33回札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会」だったが、不安定な風のため途中何度も中断を挟んでの試合展開となった。
大会はいつものように、女子組からスタート。ビブナンバー28の伊藤選手は、1本目K点(90.0m)まで後わずかの89.5mを飛んで111.5ポイント、このラウンドを1位で折り返した。ファイナルラウンド、前半2位の高梨選手が2本目92.0mを飛びトータル218.5ポイント。これを上回るには、やはりK点オーバーのジャンプが欲しいところ。そして、伊藤選手の優勝をかけた2本目がスタート。その飛距離は87.0m、トータル217.0ポイント。なんと1.5ポイント差で逆転を許してしまった。
表彰台では悔しい気持ちを内に秘め、元気な笑顔を見せてくれた伊藤選手。ヤンネコーチの話では、昨シーズンより早いペースで仕上がっているとのこと。これからの活躍に期待したい。
女子組表彰式
男子組には葛西監督と小林選手が出場。
ビブナンバー80番の小林選手は1本目89.0mを飛んで、108.5ポイント9位。最後に飛んだ103番葛西監督は、飛び出した直後に強い横風をもらってバランスを崩しかけたが、すぐに立て直して97.0mの飛距離。同じ距離を飛んだ伊東大貴選手とともにこの日の最長不倒距離をマークした。
トップの伊東選手とは1ポイント差。逆転を目指して2本目に臨んだが、女子の競技が終了した後に風の不安定さが増し、一時中断。その後も回復が見込めないとの判断で、2本目はキャンセル。1本目の成績がそのまま試合結果に。
昨年も同大会で最長不倒距離を出して3位だった葛西監督。サマーシーズンは始まったばかりだが、冬のシーズンに向けての調整は順調のようだ。
ヤンネコーチが「Good Jump!」と評価した小林選手の飛躍
サマージャンプを楽しみながらも、ワールドカップシーズンに向け調整中の葛西監督。
長時間会場で応援された皆さん、お疲れ様でした!
残念ながら、チーム土屋の優勝は「お預け」となりましたが、それぞれが順調に調整できていることを垣間見ることができて安心しました。
明日は、大倉山で「札幌市長杯」が開催されます。そして試合後、チームは土屋ホームの「お得意様感謝祭」に参加します。
感謝祭のページ:http://www.tsuchiyahome.jp/matsuri/index.shtml
これからもチーム土屋をよろしくお願い致します!!
伊藤選手、葛西監督ともに表彰台
おめでとうございます!!
優勝には手が届かなかったけど、
あまりいい状況ではない中での
この結果にはびっくりです。
正直驚いています。
大倉山での応援には残念ながら行けませんが、陰ながらチーム土屋いつも応援しております!