3月20日、2020-2021シーズンの国内戦を締め括る「第22回伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタージャンプ大会」が札幌の大倉山ジャンプ競技場(K=123m HS137m)で行われた。この時期になると北海道とは言え雪解けが進みジャンプ台も雪の状態が心配される。伊藤杯ファイナルを迎えたこの日も気温が上がり、17時から予定されていた試技はキャンセルされて18時から1本目スタートとなった。土屋ホームスキー部からは伊藤将充選手、竹花大松選手、小林龍尚選手が出場。葛西監督は数日前から膝に違和感があり大事をとって欠場した。本人曰く「練習でランニングしすぎたかもしれません」とのことで心配はなさそう。
時折強い横風、向かい風、追い風となんでもありのコンディションの中断しつつファーストラウンドが進行。1本目は伊藤将充選手が113.5m99.5ポイントで5位、小林龍尚選手が110.0m81.8ポイント12位、2度も赤信号で待たされ、スタート後にはこの日1番の追い風をもらって失速してしまった竹花大松選手は94.0m67.4ポイント19位と悪条件の中20番以内に踏みとどまった。
ファーストランド終了後すぐにジュリー会議があり、2本目はキャンセル。1本目の成績がそのまま試合結果となった。
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