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土屋ホームスキー部【TEAM TSUCHIYA】

チーム土屋からのお知らせ

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2013年12月07日 (土) 14:02

W杯レポート「リレハンメル混合団体優勝!」

リレハンメルに取材に行っている岩瀬さんから写真とレポートが届きました!

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土屋ホーム W杯レポート2013/2014
リレハンメル混合団体優勝!

Photo & Text : 岩瀬孝文

選手にはそれぞれ持ち味というものがある。

日本チームで一番手に飛び出す、伊藤有希(土屋ホーム)は、なんといってもその気迫である。しかし、力みではない。

飛び終えた後での落着きに、燐と前を見据えるまっとうさ、そしてきびきびとした返答。
体育会系の選手と言ってしまえば、それではあるが、その礼儀正しさに、なんとか皆さんにわかりやすい内容をと懸命に考えながら応えていく様は、たくさんの記者に幸せを呼び込んでいる。

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「1本目、他の皆さんの足を引っ張らないようにと思いましたが、厳しかったです」
それも大事な混合団体、緊張感あふれる一番手だ。しかも降雪と巻き上がるいやらしい風に見舞われる。それでも、なんとか飛距離をと粘る伊藤選手だった。
チームは後半の高梨沙羅選手と安定する竹内択選手が、他強豪国チームから受ける重圧もなんのその、しっかりとまとめての表彰台中央。
記録89mに96.5m。この2本目はラウンド2位で終わる。

 

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ピンと背筋を伸ばし、大きな目をなおさらに見開き、おおらかな笑顔を見せる伊藤選手だ。
それは写真を撮りながらも、伊藤選手の感謝の気持ちが伝わってくるようで、ほのかにうれしくなってくるから不思議だ。

彼女は、もとからそういう素晴らしき才覚を持ち合わせている優れた選手なのだ。
そんな強い印象に包まれる。
おそらくそこに、選手キャビンか宿舎で、にこやかに待っているだろう葛西紀明監督兼選手が、やったなゆうき!と頭を撫でまわす、というようなシーンまで目に浮かんでくる。

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2013年2月に泣き崩れていたヴァルディフィエンメ世界選手権の混合団体金メダルから、一躍、表彰台で堂々とした姿を見せてくれる伊藤選手。

ものすごい成長度だ。
しかも、まだまだ伸びしろが、ある。

日本女子トップ2のひとり、これはもはや約束されたもの。
その先の道筋がきれいに見えてきた、今宵のリレハンメル混合団体優勝であった。

 

 

 

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