9月1日 新潟県妙高市で開催された「第13回妙高サマージャンプ大会」で葛西監督が優勝! 本大会では昨年に続き2年連続通算5度目の優勝を果たした。また、女子の部では伊藤有希選手が準優勝!チーム土屋にとって嬉しい一日となった。
この日の妙高赤倉シャンツェ(K点90mヒルサイズ100m)は前夜からの雨に加え濃い霧に包まれて時折視界が利かないコンディション。ジャンプ競技にとって不都合な風の乱れはなかったが、この事が霧を一層濃くさせているようだった。
競技はトライアルラウンドなしの2本で行われることが前日に発表され、当日午前8時から予定通り開始。しかし、当初から視界は悪く、なんとか女子の一本目を終えることはできたが男子の競技が進んでいくにつれ霧が濃くなり、中断を余儀なくされた。
そのファーストラウンド、伊藤選手はK点を大きく越える95mを飛び2位で折り返し。トップは高梨選手で96.5m。相変わらず手強い。
長い中断の後再開された男子の部、吉岡選手は91.5mを飛び14位、高橋選手は89m17位でこのラウンドを折り返した。優勝した葛西監督は着地点がよく見えないコンディションをものともせず、97mを飛んで首位タイで折り返し、ファイナルラウンドへ…
葛西監督、伊藤選手が優勝をかけて臨んだファイナルラウンドは予定時間から大きく遅れて始まったが、霧も徐々に晴れてきて概ね順調に進行した。
まずは女子の部、伊藤選手登場。踏み切り後距離をどんどん伸ばし、見ているこちらも力が入る。そしてランディング、場内コールは1本目を1m越える96m トータル245.5ポイント。あとはラストジャンパー高梨選手の結果待ちだ。その高梨選手は圧巻の99.5mを飛び259ポイント。残念ながら逆転ならず…でも、準優勝はやっぱり嬉しい。おめでとう、そしてありがとう有希ちゃん!
このラウンド、順位を大きく上げてもらいたい高橋選手。1本目はK点を越えられなかったが、2本目91m トータル227ポイントで一つ順位を上げ16位で試合を終えた。今月はFISカップに挑戦する高橋選手。ポイントを獲得し純ジャンプ選手としての歩みを進めてほしい。
次に飛んだ吉岡選手は90.5mでK点越えジャンプを2本揃えたが、トータル229ポイントで、1本目と変らず14位だった。この夏、好感触にも関わらず結果に繋がらなかった吉岡選手だが、試合後、復活に向けての闘志を燃やしていた。
そして、お待ちかねの葛西監督登場!ファイナルラウンドの飛距離は、なんと100.5m!トータル269ポイントで文句なしの1位。この日ただ一人の100m越えジャンプを魅せた。ヒルサイズ越えジャンプで優勝とは見ているこちらも気持ちいい。ありがとう葛西監督!
子供たちからサインのおねだりに「よろこんで!」サインする葛西監督
最長不倒賞の表彰。左から小林選手(少年)高梨選手(女子)葛西監督(成年)
第13回妙高サマージャンプ大会リザルト -> 新潟県スキー連盟のサイト
悪天候の中応援いただいたみなさん、大会関係者のみなさんお疲れ様でした。
これからもチーム土屋をよろしくお願いします。
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