今シーズンも国内は3月22日の伊藤杯ファイナル、ワールドカップはプラニッツア大会をもって終了。葛西監督はワールドカップ総合ランキング5位！そして、伊藤選手は同ランキング3位と大健闘！！チーム土屋にとって実り多きシーズン閉幕となった。

3月21日の公式練習が中止となった伊藤杯ファイナル。大会当日の22日も天候は優れず、開催が危ぶまれたが、19時を過ぎたあたりから写真のように天候が回復し、予定は1時間以上遅れたものの無事競技開始となった。

チーム土屋からは吉岡選手と高橋選手がエントリー、今シーズン最後のフライトに臨んだ。

男子組40番スタートの吉岡選手、ファーストラウンド108.0m87.9ポイント23位で折り返しとなり苦しい展開に…後半順位を上げようと臨んだものの100.5mトータル157.8ポイント、26位でシーズンを終えた。
今シーズン、調子は悪くなかったが、試合での結果に結び付かなかった吉岡選手。克服すべき課題を見据え、来シーズンには復活を期待したい。

続いて50番スタートの高橋選手。コンバインドからジャンプへ転向した最初のシーズンながら念願のワールドカップポイントも獲得し、順調に歩みを進めてきた。あとは優勝がほしいところ…
そんな高橋選手のファーストラウンドはK点オーバーの121.0m114.8ポイント！しかしながら、なみいる強豪はそう簡単には上位進出を許してはくれず、このラウンド8位で折り返し。ファイナルラウンドもK点を大きく越える126.5mトータル240.5ポイントを叩き出したが、僅かに及ばず、8位キープで試合を終えた。

今年も多くの選手が引退となり、時計が11時を回っても多くのファンが別れを惜しんでいた。

一方、ワールドカップ参戦中の葛西監督と伊藤選手はプラニッツア（SLO）で最終戦を迎えた。

葛西監督は3月21日の個人戦6位、翌22日の団体戦6位（日本）、そして23日の最終戦では5位とシングルをキープして今シーズンを終えた。総合ランク5位、五輪では2つのメダルを獲得した葛西監督。集大成のシーズンと言ってもいいところだが、金メダルという新しい目標ができたというコメントに我々応援団も応えていきたい。

3月21日プラニッツア　個人　オフィシャルリザルト

3月22日プラニッツア　団体　オフィシャルリザルト

3月23日プラニッツア　個人　オフィシャルリザルト

伊藤選手は22日、同じくプラニッツアで開催された最終戦（ラージヒル）でも2位表彰台。ファールンに続いて連続での2位表彰台となった。初優勝こそならなかったものの、飛躍のシーズンとなった伊藤選手。応援団も日々成長する姿を見守っていきたい。

 3月22日プラニッツア　女子　オフィシャルリザルト

今シーズンも応援ありがとうございました！

これからもチーム土屋をよろしくお願いします！！