岐阜県で開催されている「第67回国民体育大会冬季大会スキー競技会(ぎふ清流国体)」のジャンプ競技を取材してきました。ジャンプ競技が行われるのは高山市にある鈴蘭シャンツェ。この大会にはチーム土屋から吉岡選手が北海道代表、高橋選手が秋田代表として出場(いずれも成年B)しました。
競技前に吉岡選手に話しかけると、開口一番「今日のビブナンバーは1番です」と返ってきた。1番スタート?記憶にある限りチーム土屋の歴史で1番ゼッケンは初めてではないだろうか?まあ、なんにせよ1番はいいことだ、と思うことにした。高橋選手にも調子を聞くと「ここの台に来てから好調」とのこと。これは期待できそう。
因みに、このジャンプ台にはリフトが設置されていない。以前はあったそうだが、老朽化で撤去したとのことのようだ。なので、選手も大会関係者も写真のように階段を使う。
やはり階段でスタートへ上る高橋選手。若干表情が険しいのは階段のせい?
競技は午前9時の試技から始まった。少年組、成年B、成年Aの順に競技が進行するのだが、少年組が終わり、さあ成年Bの最初は吉岡選手。
ゼッケン1番、いいジャンプだ!と、思った瞬間アクシデントが...
なんと、着地と同時に転倒。大丈夫か?
スキーの先端が雪面に刺さっているのがわかるだろうか?まずい、と思ったが、本人はこの後何事もなかったかのように選手控え所へ歩いて行った。とりあえず一安心。
後でケガがないか本人に訊いたが、多少痛いところはあるもののケガはしていないとのこと。和也は本当にタフだ。ケガをしないのはアスリートとしての重要な資質だが、和也がケガで欠場したのは記憶にない。もちろんこの後の本戦にも当然のように登場した。
高橋選手の試技は安定したジャンプで、本人談の通り調子が良さそうだ。
さあ、試技を終え、いよいよ本戦開始。
吉岡選手の1本目は69m108.8ポイントで6位につけた。「試技もそうですが、普段大倉山や宮の森を飛んでいるので、小さな台はタイミングを合わせるのが難しいです」と本人談。確かにそうだが、少しだけいいわけか?
高橋選手は1本目68.5m107.7ポイントで7位。本人いわく「勝ちを意識して力んでしまった」。
2本目、挽回を目指して臨んだチーム土屋。
結果はいかに??
1本目は安定したコンディションだったのが、2本目が始まったとたん、濃い霧が会場に垂れこめた。
霧というよりは雲の中?そんな感じの視界だったが、競技は続行された。
チーム土屋でワンツーを狙った今大会。残念ながら思いは通じず、高橋選手6位、吉岡選手7位で試合を終えた。(詳しい結果はこちら=競技結果速報 http://www.kokutai67.jp/result_ski1/spj)
試合後の吉岡選手、札幌に帰って宮様大会でのリベンジを約束してくれた。がんばれ和也!
高橋選手は本業の複合が明日行われる。これには連覇がかかっているので負けられない!と、勝手に期待してしまうが、復調の兆しが見えてきた大斗なら大丈夫だろう。
最後に、ご声援くださった皆様ありがとうございます。明日もよろしくお願いいたします。
まだコメントがありません
〒060-0809
北海道札幌市北区北9条西3丁目7番地 土屋ホーム札幌北9条ビル
土屋ホームスキー部 宛て
宛名は、選手名でお願いいたします。