1月14日成人の日、札幌大倉山では「第55回HBCカップジャンプ競技会」が開催され、土屋ホームは久しぶりに3選手全員が勢ぞろい。ノックアウト方式の本大会、昨年まで4年連続で決勝進出の葛西監督、優勝経験のある吉岡選手、そして複合から出場の伏兵高橋選手が、優勝賞金100万円を目指してエントリー。また、会場には特別応援団?として、レスリングのアニマル浜口さん親子と北海道のゆるキャラ達が大集合し、会場を大いに盛り上げた…
今日の大会は、ジャンプ競技唯一のノックアウト方式の試合。予選で16名に絞り込んだ後、トーナメント方式で準々決勝(2名8組)、準決勝(2名4組)、決勝(4名)という展開。土屋ホームからエントリーした3選手は無事予選を通過し、本戦となる準々決勝へ進出した。
その準々決勝、予選の順位で組み合わせを決め、2名8組に分かれてのノックアウト方式。その組み合わせに思わずビックリ…14位通過の高橋選手は自動的に3位通過の選手と当たるのだが、その3位はなんと葛西監督。思わぬところで土屋ホーム同士の対決になってしまった。これで全員決勝進出の願いが断たれることに。しかし、スポーツは正々堂々と勝負しなければならないのである。予選8位タイの吉岡選手は同ポイントの山田大禧選手との組み合わせとなった。
準々決勝がスタート。C2組はチーム土屋同士の対決。まずは高橋選手がスタート。結果は距離117.0m105.6ポイントで、葛西監督と戦うにはちょっと足りないか?続いて葛西監督がスタート。ぐんぐん飛距離を伸ばし、全く容赦のない131.0mを飛んで圧勝。高橋選手、対戦相手によっては準決勝進出可能だったのに…
もしかしたら、これでも手心を加えた飛躍なのかも…131.0mの葛西監督
続いてD1組の吉岡選手が登場!予選でもK点ジャンプを見せ、好調さを取り戻した様子。ここは期待がもてる。結果は122.0mと、これまたK点越え。果たして山田選手は??
その山田選手がスタート。高い軌道で距離を伸ばしていく…K点を越えてランディング。吉岡選手とほぼ同じか?場内のコールは「123メートル!」僅か1メートル・1.8ポイント差で吉岡選手、ここでノックアウト。残念…
さあ、気を取り直して準決勝へ。葛西監督はC組で高校生の佐藤選手と対戦し、ここでもビッグジャンプを披露!136.0mを飛んで、文句なしの5年連続決勝進出を決めた!
準決勝が終わり、決勝進出者4名が決まる。葛西監督、岡部選手、小林選手、清水選手の4名。特別応援団?も勢ぞろいで、決勝のジャンプに大声援を送る。
決勝戦、最初の飛躍は岡部選手で、128.5m129.3ポイント。当然、この時点で首位。2番手の小林選手が125.0m122.5ポイントで及ばず、3番手に我らが葛西監督。
葛西監督の着地点はトップの岡部選手と同じくらいに思えるのだが、果たして結果は?
場内のコールは「127.5m127.5ポイント」、1メートル・1.8ポイント差で及ばず…
そしてラストジャンパー清水選手が、ゆるキャラ達の見守る中132.0m137.1ポイントで優勝を決めた。
残念ながら優勝は逃したものの、5年連続の決勝進出は立派!しかも、決勝進出4名中2名がアラフォーとはこれまたすごい!優勝こそ若手に譲ったものの、最長不倒の136.0mは葛西監督でした。と、身内の負け惜しみです。
みなさん応援ありがとうございました。今週末には、ここ大倉山でワールドカップ札幌大会が開催されます。これからもチーム土屋をよろしくお願いします。
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