第86回宮様スキー大会国際競技会ノーマルヒル競技
3月6日、宮の森ジャンプ競技場(札幌市)で行われた「第86回宮様スキー大会国際競技会ノーマルヒル競技」に吉岡選手、高橋選手、伊藤選手の3名が出場した。
女子組に出場した伊藤選手は、1本目90.0mのK点ジャンプを決め、14.5ポイントの貯金を持って折り返し。

3月6日、宮の森ジャンプ競技場(札幌市)で行われた「第86回宮様スキー大会国際競技会ノーマルヒル競技」に吉岡選手、高橋選手、伊藤選手の3名が出場した。
女子組に出場した伊藤選手は、1本目90.0mのK点ジャンプを決め、14.5ポイントの貯金を持って折り返し。
FALUN TT STORY2015
IWASEレポート その5 写真/文 岩瀬孝文
『次のラハティ世界選手権ではまともに飛びたい』
「有希にはね、男子ジャンプのような前に進むシルエットのジャンプをしてもらいたくて。他とは違う、こう勢いのある」
笑顔がみえたのは教え子の伊藤有希のことに触れたとき。
それまではファルンの台を飛ぶたびにシニカルな表情をみせ、淡々としていた葛西紀明。
2月28日、ファルン(スウェーデン)で開催されているノルディックスキー世界選手権のスキージャンプ最後の種目「男子団体ラージヒル」が行われ、日本チームは惜しくもめだるに届かず4位だった。
1本目の日本チーム4人の合計ポイントは411.8ポイント。ノルウェーに次ぐ2位で折り返し、メダル獲得に期待が高まった。
2月28日、札幌の大倉山ジャンプ競技場で開催された「札幌スキー連盟会長杯ジャンプ大会 兼 第26回TVh杯ジャンプ大会」に土屋ホームから吉岡・高橋・伊藤の3選手がエントリー。女子組では伊藤有希選手が2位表彰台、男子組では高橋選手が1本目13位から5位へのジャンプアップで見事入賞を果たした。
FALUN TT STORY2015
IWASEレポート その4 写真/文 岩瀬孝文
『それは痛恨の風なのか』
公式練習では130mを普通にマーク、本番1本目おおいに期待のラージヒル個人戦。
着地を決めて129.5mで第7位。表彰台は充分に射程の範囲だ。
2月26日のノルディックスキー世界選手権ジャンプ男子ラージヒルに出場した葛西監督は11位だった。1本目129.5mで7位につけ、逆転を狙って2本目に臨んだが、119.5mトータル227.3ポイントで4つ順位を落としてしまった。
2月22日、ファルン(スウェーデン)で開催中のノルディックスキー世界選手権では前回日本チームが優勝している「ジャンプ男女混合団体」が行われた。残念ながら金メダルは逃したものの、見事銅メダルを獲得。しかも強豪オーストリアに勝利できたことを心から讃えたい。
スキージャーナリストの岩瀬氏から世界選手権の現地レポート3です。
FALUN TT STORY2015
IWASEレポート その3 写真/文 岩瀬孝文
『ここで銅メダルの持つ意味とは』
昨日もそうだった。
ノーマルヒルの上の風は、あの青い防風ネットを激しく揺らし、中断だとおもいきや、下3本の吹き流しは凪(なぎ)!
「あんまり好きなジャンプ台では、ないんですねここ」
2月22日、群馬県片品シャンツェでは昨日のジャンプに続いて「第70回2015ぐんま冬国体スキー競技会 – コンバインド」が開催された。土屋ホームからエントリーした高橋選手(秋田県)は前半のジャンプで76.0mを飛び2位につけた。トップの選手も同じく76.0mだったが、飛型点で1ポイント及ばず、後半のコンバインドは4秒遅れでスタートすることに。
スキージャーナリストの岩瀬氏から世界選手権の現地レポート2です。
IWASEレポート その2 写真/文 岩瀬孝文
『風、吹かず、憤慨もせず』
コーチボックスのフラッグがゆっくりと振りおろされた。
ああ、やはり。
風が逆風であるとき、不利なときに“けれども頑張って飛んでくれ”というコーチの合図がそれだった。
撮影位置からも、横川コーチがゆっくりと、それでいて手首に力の入った旗の軌道が、その緩やかな振りおろしが見て取れた。
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土屋ホームスキー部 宛て
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