3月2日に開催された「第84回宮様スキー大会コンバインド競技」と翌3月3日開催の「同大会ラージヒルジャンプ競技」、両日とも北海道では記録的な悪天候となり、大会の進行も困難を極めた。
風に見放されてしまった高橋選手のジャンプ(3月2日複合前半)
3月2日開催された複合競技では、前日のPCR(予備ジャンプ)とはかけ離れた結果となってしまった高橋選手の前半ジャンプ競技。それまで吹いていた絶好の風が強くなりすぎたのか、スタートで待たされてしまった高橋選手。スタートOKのブルーシグナルが点灯した時には追い風に変わってしまっていた。結果83メートルで11位(成年)。後半の距離でどこまで挽回できるか…
場所を白旗山に移してのクロスカントリー。会場は猛吹雪で「本当にやるのか?」といった状況。しかし、ジャンプと違って危険性はないので当然実行。前半の順位が全体では17位のため、ビブナンバーも17。吹雪のなか高橋選手はゴーグル着用でスタート。懸命に順位を上げようと奮闘したが、10位(成年)でのゴール。全く予想していなかった結果にチーム土屋としてもショックではあったが、ケガやジャンプ用スキーの変更などを乗り越え少しづつ復調している高橋選手の地道な努力に、エールを送り続けたい。
翌3月3日、大倉山で開催された「ラージヒルジャンプ競技」には、吉岡選手、高橋選手に加えて来月からチーム土屋に仲間入りする伊藤有希選手が出場。
この日も悪天候が続き、9時開始予定の試技が15分遅れとなり、その後も度々のアプローチ整備などで長時間に及ぶ試合となった。結果は伊藤有希選手が女子組で2位!吉岡選手6位、高橋選手7位(いずれも男子組成年)だった。吉岡選手はこの悪天候の中、2本目126.5mを飛び、良い感触を掴んだ様子。次の白馬では雪辱を晴らしてもらいたいところ。また、高橋選手も2本目119.5mを飛び、純ジャンプでの7位は自信に繋がったはず。今季複合の試合は終えてしまったが、残るジャンプの大会での活躍を期待したい。
長時間、悪天候のなか応援されたみなさん、大会関係者のみなさんお疲れ様でした。
これからもチーム土屋をよろしくお願いします。
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